SIMフリーのiPhone4を愛用してかれこれ5年が経ちます。
どうしてもSIMフリーモデルが欲しかったので知人に頼み、香港で買って来てもらったのもついこの間のように感じるのですが、ついに先日故障してしまったのです。
電話のときに相手にこちらの声が届いていない状態です。スピーカー通話にしてもダメ。完全にマイクの故障だなと思い、アップルの公式サイトで確認をしてみると、iPhone4の修理項目がありません!
旧機種iPhone4 3GS 3Gのメーカー公式サポートは終了
私のiPhone4はマイク以外に以前からホームボタンも不具合があったのでメーカーで本体交換をしてもらおうと考えていましたが、iPhone4の修理価格の表記が無いのです。
引用 Apple公式ホームページ
どうやら、製造終了から5年経過するとビンテージ製品と位置づけされ、ハードウェアサービスを終了するとか。(一部例外も有り)
製造終了から7年経過すると、オフリゾート製品扱いとなり完全にサービス終了となる様子です。
ビンテージ製品とかオフリゾート製品とか、さすがApple。かっこいいネーミングですが、とにかく製造終了から5年経過すると修理サポートは受け付けてもらえないようです。
よって、私のiPhone4もメーカーでは修理を受け付けてもらえないのです。残念、、、
メーカーがダメでも正規外修理店はOK
メーカーで受け付けてもらえなければ、残すは正規外のiPhone修理店です。
こちらであれば、メーカーとは異なり受け付けてもらえます。但し注意点があるので確認をしておきましょう。
1: iPhone4や3GSの旧機種は部品を揃えていない店舗もある
iPhone6系の修理依頼が多いため、修理が少ない旧機種はパーツをストックしていないお店もあります。5系であればまだ修理の需要があるためパーツを店舗に置いているのですが、iPhone4、3系はほとんど修理依頼がないのです。
よって依頼が入ってから、パーツを取り寄せるため修理に時間がかかるケースがあります。
2: 古い機種は修理を受付していないお店もある
1と同様に、ほとんど修理依頼がないため、既に修理受付を終了していることもあります。また、ここ3年以内にできた新しいiPhone修理店では3GSなどの旧機種を修理したことがないスタッフも沢山います。
3: 基盤の故障は修理してもらえない
正規外の修理店では基本的にパーツの交換修理となります。メイン基盤の修理は不可という所が多いので、旧機種の故障がパーツではなく基盤の場合は修理をしてもらう事ができません。
1〜3の注意点を踏まえて正規外のお店に修理を依頼しましょう。できれば事前に旧機種のiPhoneの修理ができるのか確認をしておくと良いでしょう。
番外編 修理以外の方法
旧機種が故障した場合、修理ではなく中古市場でiPhoneを探すのも一つの手です。iPhone4や3GSの中古価格は8,000円を切ります。状態によってはバッテリーが劣化していたり、キズが多かったりと中古品のデメリットもありますが、良いものが見つかれば中古を選んでもよいでしょう。
但し、キャリアロック(iPhone4と3GSは日本国内の販売はソフトバンクのみでした)の関係があるので中古を購入する際は注意しましょう。