毎日使用する携帯電話ですので落としてしまいガラスが割れたり、水に濡れたりとトラブルはつきものです。
修理店を経営していてご相談で多いのが水没トラブルによるご相談です。
そんな水濡れトラブルが突然発生した場合、家庭でできる対処方法をお伝えしておきます。
iPhoneが水に濡れた場合の対処方法
1、濡れたらまずは必ず電源をoffにして下さい
スリープボタンを長押しで液晶上部に電源オフのマークが表示されますのでスライドさせてオフにします。
タッチパネルの不具合などで操作できない場合は「スリープボタン」と「ホームボタン」を同時に長押しして下さい。5、6秒で画面が消えるのですぐに指を離して下さい。長押しし続けるとリンゴマークが出てきて再起動になってしまいます。
2、iPhoneをしっかり拭きましょう
iPhone本体をしっかり拭い手下さい。綿棒やティッシュペーパーなどでイヤホンジャックやライトニングコネクタ(ドックコネクタ)の内部の液体も除去します。
3、一通り拭き終わったら袋に乾燥剤や除湿剤と一緒にiPhoneを入れます
100均などでも販売している乾燥剤でもちろん結構ですので、ジップロックなどしっかり封ができる袋にiPhoneと一緒に入れます。
4、後はそのまま放置(乾燥)します
どれくらい放置すると液体が抜けるか判断は非常に難しいところです。水没の症状も様々ですので洗濯機に回した方は最低でも5日は乾燥させた方がいいかと思います。少し液体がかかったくらいであれば翌日でも良いかもしれませんが、内部を見ない限りはなんともいえませんので念のために3日は乾かしましょう。
以上がご家庭でできる対処方法です。
え!!それだけ?
と思うかたも多いかもしれませんがご家庭でできるのはそこまでです。
ちなみに以下の対処方法は△です。絶対にやってはいけませんとは言いませんが、、
- ドライヤーで乾かす(熱によりバッテリーや基盤にトラブルがでる可能性がございます)
- 直射日光にあてて乾かす(上記ど同様トラブルがでる可能性がございます)
- 生米の中に入れる(乾燥剤と同じ役割が生米にあると言われておりますが、真相はよくわかりませんので乾燥剤がお勧めです)
- iPhoneを振って液体を出す(余計に内部に液体が浸透する恐れがあります)
水没時に絶対にやってはいけないこと
- 起動したままにしておく
- 充電をする
理由はショートしてしまいます。
水濡れしてから動いていても必ず電源はオフにして下さい。
十分乾く前に電源投入はしないで下さい。もちろん充電もです。
完全に乾ききってからしか電源投入、充電は行なってはいけません。
但しご自宅では乾ききっているかわかりませんので、
結局一番の対処方法は出来るだけ早めに修理店に持ち込む事です
上記の方法ではどうしても限度がございますので、出来るだけ早めに修理店に持込み下さい。修理店では分解の上でクリーニングを行い乾燥させますので復旧の可能性が高いです。
是非お近くの修理店にご相談下さいね。