先日の記事でiPhoneを修理するにもコストがかかるので修理をせず、我慢して使用している方もいるとお話をしましたが、
(参考記事 iPhoneのガラス割れ そのまま使用しても大丈夫?)
実は、考え方次第では、iPhone修理は実質無料なのです。
もちろんiPhoneの故障状態や修理金額にもよりますが、場合によっては修理をする事で無料どころか、お得になることもあります。その考えとは、、、
iPhoneは修理をしておく事で後にお得に機種変更ができる
タイトルですでに答えを出していますが、その考え方が
機種変更の時にiPhone下取りキャンペーンを利用する
この記事を書いている2015年9月6日現在、各携帯ショップ(docomo、softbank、au)でiPhoneの下取りキャンペーンを行なっています。
機種変更時に、今まで使用していたiPhoneを下取りしてもらい、お得に新しい機種が購入できます。
このキャンペーンが始まったきっかけとしては、2年ほど前は各キャリアで乗り換えキャンペーン合戦がヒートアップしすぎて、乗り換える事で高額のキャッシュバックが受け取れる状態がありました。総務省の指摘もあり、各社キャッシュバックを控える形となりました。
それでも、「なんとか乗り換えしてほしい」、「お得なキャンペーンを打ち出す事で顧客を囲い込みたい」という結果、生まれたのが下取りキャンペーンです。
実際に、各社下取り額を確認するとかなり高い。中古ショップで買取をしてもらう金額よりも高い印象です。下取り額を他社より高くしてお得に機種変更(乗り換え)が出来る様にしているので当然です。
一例ですが、auさんの下取り額はこちらです。
この下取りプログラムの金額を元に、例をあげて考えてみましょう。
iPhone5のガラスが割れているKさん
iPhone5のガラスが割れてしまったKさん。修理をしようと考えていましたが、修理代が10,000円かかります。割れた状態でも動いており、もうすぐ機種変更をする予定なので、そのまま使用する事に。割れてから2ヶ月後、iPhone5の2年契約も満了しauショップで機種変更を行ないました。新しいiPhone6を手に入れて大満足です。ガラス割れで非常に見えづらい画面でも頑張って使用したかいがありました。しかし、iPhone5は故障品とみなされ下取りキャンペーンを受ける事ができませんでした。 |
頑張って2ヶ月間もガラス割れ状態で使用し続けて、無事に機種変更ができたので、一見iPhone5の修理代が不要だってので、ラッキーだったと感じますが、計算してみると修理をしなかった事で損をしているのです。
先ほどのauのiPhone下取りプログラムでは、iPhone5の下取り額は16,200円(ポイント)です。しかし、ガラスが割れた状態なので下取りしてもらえず16,200円(ポイント)は受け取る事ができません。
もし、修理をしていたとしたら、下取りが可能ですので、修理料金が10,000円として計算すると、
下取り額16,200円ー修理料金10,000円=6,200円お得
どうでしょう。修理をしておく事で、6,200円得をする上に、2ヶ月間割れた状態で我慢せずに快適にiPhoneを使用できたのです。
修理をしておいた方がよいと考えられる計算方法は単純です
docomoやソフトバンクに乗り換えした場合も同様です。実際に計算してみて下さい。計算式は
「下取り額」ー「現在の故障の修理料金」=下取り額の方が高ければ修理をしておいた方が良い
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注意点
上記の計算で簡単に修理をしておいた方が得なのか、すぐにわかりますが、注意点が幾つかあります。
- 下取り額が変更される可能性がある。
- 下取りキャンペーンが無くなる可能性がある
- 下取りには条件があるので、状態によっては修理していても下取り不可になる事もある。(水没マークが反応しているなど)
1と2に関してはその時のキャンペーンによって異なります。各キャリアのホームページを確認しましょう。
3 に関しては、下取りができる条件がいくつかございます。これも各キャリアのホームページでしっかり確認をしておきましょう。問題無く動作していても水没マークが反応していると水没品とみなされてしまい、下取りしてもらえない事もあります。
まとめ
iPhoneの修理店を経営しているので、結局は「修理して下さい!」という宣伝にも聞こえるかもしれませんが、こんな考え方もできるという事です。今日も「iPhone6Sがもうすぐ発売されるので我慢して使用します。」と修理をキャンセルしたお客様がいらっしゃいましたが、この記事の説明はしておりません。予約無しでご来店頂いたうえに、混んでいましたので。
説明していたら修理してもらえたかもしれませんね。